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【求人も少ない】男性保育士が増えない理由

12/13更新しました!

先日の東京都知事選では、大きなテーマのひとつとして「待機児童問題」が議論されたのは記憶に新しいところです。
保育園が不足しているため、それを増設してほしいという要望に応えることが急務となっています。
あわせて、保育士が不足している問題についても、セットで解消していくことが求められます。

男性の保育士、将来は期待できる?

保育士不足を改善する方法として注目を集めているのが、これまで「女性限定の専門職」のという強いイメージがあった保育業界に対して、本格的に男性の参加を期待するというものです。
実際のところ、保育業界に飛び込んだ男性保育士の数は少しずつ増加しています。
とはいえ、保育士全体から見ると、男性保育士の割合はわずか2.8%(内閣府男女共同参画局/2010年)しかありません。

現在、保育士の不足が問題となっており、待遇改善や職場にある問題の改善が進められています。
そうかんがえると、今は給料面で厳しいところがあったり、肩身の狭い思いをしている男性保育士も、将来的に満足して働けるという環境になりそうです。

男性保育士の求人は少ない

男性の保育業界への参入が進みにくい原因として考えられるのが、賃金の低さです。
さらに、女性保育士では多く見られる、結婚を機に転職する「寿退社」が、男性でも目立っているという指摘もあります。

しかし、これらの問題とは別に、公的機関やメディアではあまり触れられることのない「タブー」ともいえる問題が存在しているのです。
それは、主に保護者から向けられる、男性保育士への「幼児性愛疑惑」という偏見です。

「男性保育士のおむつ替えは嫌」はなぜ?

「女の子を預ける保護者のなかには、担当する保育士が男性だと嫌がるケースが比較的多く見られます。
トイレへの誘導、プールなどの着替え、オムツの交換など、保育現場では園児が裸になる場面が多くあります。
そこで男性保育士に受け持ってほしくないというクレームが、女の子を預ける保護者の一部から入るケースがあるのです。

以前、私が勤めていた保育園にも、このような苦情がありました。
まるで保護者から『幼児性愛なのでは…?』と疑われているように感じ、保育のプロとしてのプライドを打ち砕かれた気がしました。

まわりでは、このように保育現場での子どもとのかかわりを制限されたことによって、ショックを受けた男性保育士が退職するに至った事例もあります。

男性保育士のやる気を打ち砕く偏見

このような「幼児性愛」への偏見こそ、保育士になろうとする男性が増えない要因になっているのではないでしょうか」(男性/元保育士) 保育現場での子どもとのかかわりが制限されると、子どもの成長過程をサポートすることができず、信頼関係を十分に築くことができないといった弊害が指摘されています。

また、特定の女児から懐かれることもありますが、周囲から「あの女の子とだけ仲良くしているなんて!」という視点でみられることも多く、園児から向けられる好意にも応えることが難しくなるケースもあるといいます。
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